支えてくれる人の存在
晶です。
そろそろ二年間の初期研修医が終わり、4月からは専攻医になります。
メンタルブレブレマンだけど、なんとか乗り切れて良かった…。かといっても、また4月からブレブレマンになる未来が見える…。
そうはいっても、国試浪人の時から支えてくれた人と4月に入籍して、一緒に暮らし始めるし。
それだけでも色々違うのだろうな、と。
婚約者の好きなところどこ?と聞かれても即答できないし、何なら嫌なところが沢山浮かぶけど、なんとなく離れがたい人、大切な人という認識。彼も同じ感じらしい。
国試に受かったのも、研修終えられたのもひとえに彼の支えがあったからという感じはしてる。
そういえば仕事で、患者さんに対して怒りの感情とかはあまり起きないタイプなんですが、こないだ上から目線で言われることがあって、でもそれを私は改善点として受け止めたんですよね。
そしたら後からそれを見ていた指導医と看護師が別の場所で「あの患者さん、なんか…」と言ってて、「え?なんか言ってました?」と言ったら、「え?」と聞き返される。
「鈍感力、素晴らしい」と。
鈍感力…!!笑
確かに変わってんなぁとか、ちょっと引っかかった言い方されたけど、どうやら普通の感性だと「え?何様?」と思う言い方だったらしい。
この話を彼にしたら、「多分晶は、同業者や身内がやな奴だと嫌いになるけど、そうでない人は基本的に仕方ないって思考になる」って言われて、まじ?と。
いや、ネガティブ感情抱くことはあります。男尊女卑な古い感じの思考の方とかは嫌な対応されるし、かなり無茶な要求とかしてくるし(そこでリハビリさせるな!とか。これだから女は!とか。なのに男性医師の前ではニコニコ。こういう人は心が折れる)。
病棟とかだとそういう人の診察いきたくねー…って思うこともあるし。
ただそれが多分同業者や身内だと許せなくなるし、怒りに変わるらしい。確かに…仮にその人が同業者なら、診察いきたくねー…から、あいつありえん屑かよ、に変わりそう。
そんな私自身も気付いてないことを彼は気付いてて、良く知ってるなぁと。
私はよく泣き言やイライラを彼にぶつけてしまうけど、彼はそれをわかってくれる。
逆に私は彼にしてあげられることって何かあるのかなとか良く思う。
なるべくありがとうは言うようにしてるけど、時々イラッとすることをすると私の説教スイッチ入っちゃうし…。
そんな情緒不安定な私でも彼は癒しとして捉えてくれてて、ありがたい。
もう年齢も年齢なので、今年中に結婚式して、その後に妊活かなと考えてるけど。
出産、育児、仕事…。頑張れるかな…。
勿論一人で頑張るのはまず無理なので、家事も分担するし、育児も二人でするんだよって言ってるし。
先々の不安はいっぱいだけど、多分子供ができたらできたで、また色んな不安や問題が浮上するんだろうなというのも想像はしてる。
子供も、血は繋がってても他人だから、どこまで伸び伸び育てるか、どこまで教育をするかとか、どこまでは応援できるかなとか、というか、そもそももしかしたら何か障害があるかもしれないしとか。
たった30数年生きてきた私でさえ生きにくさみたいのを感じてるけど、親はそれ以上に何か感じていたかもしれないし。
そういうのを一緒に生涯かけて悩んでいくパートナーが彼なんだなと思うと、理由はないけど、なんとか頑張れそうと思える。
経済力は私の方があるし、コミュニケーションも私のがうまいが、隙ができると浪費家。彼は貯金が得意で、でもコミュニケーションは壊滅的。なのでお金のことは彼に都度相談するし、コミュニケーションのことは私が注意するし。
私は目に見えるものを片付けるのはできるけど、水回りとか細かいところが苦手。
彼は寧ろ目に見えるものはあまり片付けられないけど、細かいところは掃除してくれるし。
かと思えば、美味しいと思うのが一緒だったり、可愛いや楽しいと思うものが一緒だったり。感性は似てる。
凸凹だからこそ、一致してるところがあるからこそ、なんとかなるのかなと思う。
が、やはりお互いにイライラすることもあるから、どう接するかなぁとそこは課題(^_^;
まあでも彼となら、今後もなんとか乗り越えられるのではと思ってる。沢山泣き言言って、慰めてもらおう…。今までは愚痴を言ったり、相談できる人が殆どいなかったから、それがいるだけでも違うんだなと思ってる。
研修あと少し。
頑張ろう。
それにしても…4月から怖い…