なんてことない日常の記録

駆け出し医。できることを1個ずつ少しずつ増やし中。気ままに書くブログ。趣味話多め。記事長め推敲ほぼ無し。特に誰も得しないブログ。

運動週4、5日

今週はオーバーワーク気味になりがちな晶です。

 

仕事は落ち着いてるんだけど予定を確認しわすれてて今日明日動かせない運動日なのに平日も3日運動してしまって体力的にオーバーワーク。

来週も週4日運動目安にやっていきます。

 

今週は仕事中また泣きそうになったというかこっそり泣いたのですが、別にきっかけはなくてカルテ見てて急にきました。

朝一の時間で誰もいなかったので良かったのですが。

 

その時気づいたんですよねー。泣いてしまう理由。

 

こんなに出来ない自分で大丈夫なのか?というところから来るものぽい、と。

人より能力値的に劣っているけどそんなに沢山勉強してるわけでもなくて、私は研修ちゃんとできるんか?と。

 

勿論1番大切な目標はドロップアウトせずに2年間で研修終わらせることなので焦って無理してメンタル壊す方がリスク高いので無理はしないとはじめから決めてるからしないけど。

 

やっぱり国試浪人を長くやりすぎたせいで恐怖感みたいなのはあります。飲み込みが悪くて、記憶力も悪くて、一生懸命自分なりに質問されるかもしれないだろう事を調べて思考してるつもりなのに報告すると質問されて全然わからなくて。

 

例えば酷い炎症が10日前にあった人がいて、状態は割とすぐ良くなってご飯も食べてるのにどんどんHbが下がっていく。もはや貧血。なんで?

でも報告は一応しよう。

でもきっと理由聞かれるよな。

炎症おきればHbは減るよな。

CRPみたいに遅れて結果が出てくるのかな。

 

→報告

 

指導医「Hb下がってるのはなんでだと思う?」

私「(きた!)少し前にひどい炎症があったから…?」

指導医「まあそうなんだけどさ。体の中でどういうことが起きて今の結果なの?」

私「えっと…」

指導医「炎症起きてるときは造血と破壊それぞれどうなる?」

私「造血が低下して破壊が亢進…Hb下がります」

指導医「そうだね。今は炎症がおさまってきてるよね。破壊が治まってきて、今から造血するってなったなら、下がってたHbもそろそろ上がってくるかな、と考えられるでしょう。それに炎症が酷かったときはこの人は特に脱水もあるよね。ということは?」

私「あ…濃縮されて一見Hbが正常にみえる」

指導医「そう。もしかしたら今の値はその人にとってそんなに低い値じゃないかもしれない。なんとなく血液検査を取りますではなく、なぜ血液検査を取るのか、そしてどんな値になるのか、なぜその値になるのかを予測して出すんだよ。予測と違ったときになぜ違うのかを考える」

 

はぁ〜。

貧血の勉強した(つもりになってた)あとにこれなので割とぐあーという気持ち。

 

炎症で下がるのね!という私の短絡思考。

こういうことが結構あります。というか報告する度にちょいちょいあるのでほぼ毎日か。

思考も知識も全然や。

自分なりに調べててもなかなかね。

 

この検査がしたいです。

→なぜ?どういう風になると期待する?

 

こういう結果でした。

→なぜそうなったと思う?本来期待していたものは?

 

この治療はどうでしょうか?

→なぜその治療?理由は?

 

凄くいいやり方だと思うけど満足に答えられたことなんて一度もない。だからこそ頭の中で聞かれそうなことを考えて調べるんだけど、それでもやっぱり足りない。

 

それが辛いとかじゃなくて、むしろ凄くいいし続けてほしいのだけど、やっぱり私はだめな人間ってネガティブモードにどこかでなるみたいです。それにしっかり気付いてなかったんだなーと。こないだカルテの前で泣いたのは「どうしたらええんや。調べても全然わからん。なんでなんもわからんのや自分」って思ったのがきっかけだったから、いきなりネガティブモードに入ったのだろう。

 

勿論最初からちょっと調べるだけで全てわかるわけなんてない。そんなんだったら誰も苦労せんわな。頭ではわかってんだけどね。

ただまー、そりゃ5浪もしてりゃそういう思考にもなるわな。

 

まあ良くも悪くも、自分ができる人間だと勘違いすることはないのでそのあたりは謙虚に生きれそうだけど。

 

少なくともおはようございます!お疲れ様です!の挨拶を無視して返事しない医者よりは人格的にはなんとかなりそう(←)

 

いや、あれなんでなん??なんで無視するんや?

耳遠いんか??コミュニケーション力どこかに置いてきたのか?と思ってるけどなんかめんどくさ!ってなってとりあえず挨拶はするけど別に返事なくてもいいやってなってます。

 

話逸れたけど、とりあえずなんで泣いてしまうのか、という理由がわかったのは進歩?かなぁ。

 

あと相変わらず仕事の夢見るんですがやたらリアル。例えば翌日に血液検査をする予定があったとする。その人の問題点が肝機能や腎機能低下だとして、それが悪いと薬の調整が入る。

そんで夢では血液検査とった!肝機能悪い!薬どうやって調整する?薬を変える?何に変える?どんだけ出す?それとも薬をやめる?減らす?どうする?がちでこういう夢。そして目が覚めると朝の五時半。もう一度寝る。こういうのを毎日繰り返してる。マジで疲れる。皆こんなもんなのか?

 

あと今年から導入された研修医評価のやり方でEPOC2ってのがあるんだけどパソコンで打ち込み。事務さんがまとめたいのに必要な情報が出てこなくて「わけわからん!」と嘆いてるし、私も最初「なんやこれ、わけわからん!」と思ったし、指導医も「なんやこれ、めんどくさ!」と言っていたのでもう少しどうにかならんのか。事務の人がマジで可愛そうになる。バグも多くて私のところは研修医少ないからいいけど研修医多いところやばくね?と思ってる。

 

EPOC2ってのは、研修終わるまでにこれだけは経験してねーとか、これくらいのレベルを目指しましょうとかをパソコンで管理するんだけど。

レポートも少しやり方変わったし、マジで私も今日まで症例レポート書くにしても何を基準に書くのかもわからず、そしてEPOC2とどういう関わりがあるのかわからず事務さんと指導医と研修統括医師とで話してやっとレポートの方向性?書き方?も決まったという。

ややこし。

 

とりあえず2日かけて2つの症例レポート出してきた。前々から調べて書いてはいたからそれに肉付けしたり、方向性に沿って書き直したりだったから割となんとか形にはなった。

 

症例レポート割と重荷なので時間あるときにちまちま進めないとあかんな。