なんてことない日常の記録

駆け出し医。できることを1個ずつ少しずつ増やし中。気ままに書くブログ。趣味話多め。記事長め推敲ほぼ無し。特に誰も得しないブログ。

専攻医登録開始

晶です。

 

2年目後半になって、残すところもわすがになってきた。

研修終えられるか不安だったけど、いくつかあった山は越えたので今後はなんとかなりそう。

 

そして専攻医登録始まりました。

総合診療科に進みます。家庭医も取れるところ。

 

診療所を継ぐのに必要な専門医はなんだろうって考えたときに行き着いたのが総合診療科&家庭医だった。

家庭医の患者さんの背景に入り込んで、健康管理していく形が本当に元々やりたかったことに近くて、これだ!!となった。

多浪したからこそ新専門医制度に乗れるという…人生何があるかわからないな…本当。

 

しかし、家庭医を学べる病院はまだまだ少ないので特定も簡単だからあんまり細かいこと言えないけど、その病院の救急当直が月4-5回+寝当直1-2回と聞いて、ぞっとした…しかも翌日日勤…。週二回当直…。

 

そもそも深夜も2時間おきに救急くるらしいけど、不眠症があって、普段も薬で寝てるくらいだからまずまず2時間おきなら寝れないし、睡眠不足になると、体とメンタル不調がかなりはっきり出てきてしまうので、正直不安しかない…。せめて半休ならと思ったけど日勤…しんどい…。

 

それ以外は良いのだけど…。

もう私も来年34歳で出産や育児のことも考えなきゃいけないし。正直若くない。ついていけるの?

 

そもそも、学生時代にポリクリで救急回って、「あ、救急向いてない」って思って、速攻で切った科だったので(他は心臓外科、脳外科も学生時代に私には無理だなと切った)、総合診療科の必修に救急があるのが、正直萎えてる。

救急やりたくない…。

 

患者さんの背景に入り込んだ診療はやりたいし、トータルケアできるのは理想だし、小児科も研修必修だからそれも開業医として必要な力だから良いのだけど…町医者で救急の力が必要なことはそんなになくて…正直、専門医取るためだけにやることも多いし、使わなくなる知識や技術も沢山あるはずなので少し寂しい&悔しい。

 

胸腔穿刺や気管挿管やCV挿入は、町医者に必要な人は早々来ないし、そもそも処置に必要な設備もないしね…。気管挿管くらいはできてもいいけど、少なくとも親が開業してからそういう人は皆無らしい…。そりゃそうだわな。

 

そういうことも考えると、心身ダメにする可能性のあるハードめな当直回数&翌日日勤も正直不安とやりたくない気持ちでいっぱい。

やるしかないけど…体もつのかな。

不眠で寝付けなくて朝4時に寝るときとかでさえ翌日勤務で、吐き気とめまいの中で仕事してるけど、本当に大丈夫なんだろうか。

疲労が強いときや、睡眠不足で吐き気や頭痛が酷くなって体が動かなくなることも多くて、体調不良長いと数日〜一週間近く引きずるんだけど、それがずっと続くとなると私は年中、体調不良人間になる…。

 

いや、そもそもあまり寝れない当直明けに日勤必須なの、労基的にはどうなんだろう。

そういう病院まだ割と多いけど、普通にあかんと思う。

最近は当直明け半休とる病院も増えてきてるのにな…。せめて半休…本当に…。仮に当直明けで翌日勤務できても翌々日に多分、体調不良マックスで仕事できなくなる…。ていうか、普通の人間でもこんな勤務、体調悪くなると思うんだけど、医師の体ってどうなってんの???強過ぎん???

 

やっていけるのか…。

不安しかない…。

 

そういう相談できるところだと良いのだけど…。