新専門医制度の専攻ついて考えてみた

とりあえず新専門医制度について私が理解した範囲でまとめてみる。

①基本領域という大まかなくくりの科がある。今19領域か？細かい数字はわからん。

例えば内科、外科、小児科、産婦人科・・・マイナー科はそれぞれ独立しているぽい。

その基本領域の専門医を取ることが、次の段階の「サブスペシャリティ（サブスペ）」の専門医を取ることの条件になる。

②サブスペシャリティという更に細分化された領域がある。

例えば消化器科、循環器科、アレルギー科、リウマチ科などなど。

③全ての基本領域から全てのサブスペに行けるわけではなく、関係しているサブスペに行ける。

私が調べたのはアレルギー科だったのでアレルギー学会でアレルギー専門医を取ろうとすると、必要な基本領域の専門医資格は現行で内科、小児科、眼科、耳鼻咽喉科、皮膚科の5つのうちどれか。

④初期研修が終わり3年目以降を専攻医として基本領域を選択。基本領域の専門医を取るのに3年かかる。基本は研修医が終わると基本領域の専門医を取る流れに乗っていくことになる。

⑤新専門医制度が始まるので新たにここ1，2年？で新設された総合診療科はまだサブスペが決まっていない。

⑥専攻医（科による）は最低1年はその病院で働くけど、他の連携病院で働くので連携病院の情報も大切。

⑦おおよそ3年かけて基本領域の科の専門医をとる。その後サブスペを更に3年かけてとる。つまりトータル6年。しかしサブスペの一部を基本領域を回っている最中にだぶらせて学べることがある。例えば内科を専攻して、サブスペをアレルギー専門と決めていたら、最短4年で内科専門医とアレルギー専門医を取れる。

ここまでが私が調べた内容。あくまで内科の話。

私が最終的に勉強したいなあと考えていたサブスペシャリティはアレルギー科だったのですが、例えば内科からアレルギーにいこうとして4年で終わらせるコースを選ぶとすると選べる病院がぐんっと減る。そこの病院を抜き出した。

そして総合診療科の基幹施設のうち、上記の抜き出した病院とだぶるところをチェックした。

まだ総合診療科のサブスペが決まっていないのであくまでアレルギーのサブスペが総合診療科から行けると仮定した場合の話だけど、ダブったところが超絶ブラックな病院かめっちゃ給料安いところばかりだった。死

あ、なんで内科じゃないかっていうと最終的には実家のクリニックを継ぐのでそれだったら総合診療かなと思ったのです。

開業で生きていくにはやっぱりそれないの強みはいるし、かといって基本的な家庭医としての力も大切。内科でもいいかなあとは思ってるけど惹かれるのは総合診療。

私自身がアレルギー体質なのでアレルギーにすこぶる惹かれていたのでアレルギーに行きたかった。とにかく皮膚と気管支が弱い。

なのでぶっちゃけると皮膚科もいいなとは思ってる。アレルギーはもちろん、皮膚縫合できる。結構こどもが転んでそんなに深くないけど縫わないといけないってことは町医者はたまにあるんだけど、私の父親はそういうのできなくて、実際私がぱっくりいったときは別の病院で縫ってもらった。めっちゃ混んでて縫ったのうん時間後だった。父親が縫えればなあ・・・とあのときほど思ったことはない。

そういう意味でも皮膚科も惹かれてる。

でも親が何十年もかけて築いてきた患者層は明らかに家庭医的な内科の部分。

さてここで困った私。

他県も調べようと思ったが、友達の皮膚科医に相談。

そしたら目からウロコ。

基本領域で皮膚科専門医とって、転科して内科専門医なり総合診療医とれば？と。

あとサブスペは大変だよともいわれた。

４年という短期間では無理だけど、確かに私のやりたいことは割とそれで網羅できてくるかもと思った。それに短期間でなければサブスペは最大6年はかかる。それと同じ期間で試験にちゃんと受かるかは別にして・・・両方取るってのは割と魅力的・・・。

アレルギーは取りたくなったら皮膚科専門医から資格的には取れるし。

そうなると総合診療や内科（優先度高いので）を専攻して、そっちが取れたら転科して皮膚科。

ありかもしれない・・・。

ていうかそれめっちゃ楽しそうやん・・・。ええな・・・。

いやその後実家継ぐなら本当なら逆のほうがいいんだろうけど、私の場合頭があれなので、どっちも取れる前提で話をするのはやめよう、と。優先順位の高い方から。

皮膚科回っている間も実家の仕事を手伝ったりバイトしたりして知識維持しといていけば、いいかも・・・・。

真面目にそっち方面考えようと思う。そしてそこを意識して病院も色々もう一度さらってみよう。サブスペ考えなくていいなら範囲は広がる。感謝だわ・・・。

なんかすごい楽しみになってきた。

試験は嫌だけどね・・・。その時までに脳みそ死んでなければいいんだけど・・・。

ちなみにこの話をする前に初期研修中に選択できるところで選択したのは小児科、呼吸器内科、皮膚科、保健所を選択した。一応将来的なところを見据えて・・・。