なんてことない日常の記録

駆け出し医。できることを1個ずつ少しずつ増やし中。気ままに書くブログ。趣味話多め。記事長め推敲ほぼ無し。特に誰も得しないブログ。

真面目な内容の話と終わりにちらっと幕末話

夏休み終わり間近の晶です。

 

お盆も近くなると今の時期戦争関連のものが少し目につくようになりますね。

 

たまたま動画でアメリカ人が日本への原爆投下についてどう学ぶかというのを見つけて見たのですが、なるほどなぁと考えさせられました。

 

私は戦争とか好きじゃないし(好きな人は少ないとは思うけど)、そういう話は苦手だし、そういう話すると政治を絡めてくる人が出現するので普段しないのだけど思ってることはたまにあります。

 

例えば私は歴史に疎いのですが、唯一幕末は好きです。

 

きっかけは新選組だったけど、そこから幕末全体に興味を持つようになって最初は幕府派だったけど反幕府派にも目を向けるようになって色々偏ってた考え方が変わったことあります。

 

幕末って色んな思想、色んな立ち位置の人達が複雑に絡み合って最後は明治になるわけだけどそれがすごく短い時間で起きてて、しかも明治になってからもその複雑な思想や人間関係でまた殺しが起きる。

 

人の思想っていうのは色々な立場や色々な視点で変わってくるっていうのが凄く顕著に出てた時代だなと思います。

 

『日本や民を守る』っていう共通の目的があるのに、立ち位置とかで視点が変わると対立が起きて『争い』が起きる。

それぞれに正義があって、それぞれに理由がある。

…というのを幕末を好きになって学んだ。いや勿論私利私欲の人もいるけど、少なくとも私はそういう風に感じました。

 

多分それはある程度世界戦争でも言えて、それぞれに正義と理由がある。

 

譲れないものとか思想とか。多分宗教も絡んでくるのかもしれんけど。

 

だからこそ原爆投下した側の国でそれについてどう学ぶかを知るのは凄く興味深かったです。

 

私は日本人が他の国の人と比べて優れてるとか日本は他国と比べるとまともとかそういう考えはない方なので書いちゃいますが、自分が嫌悪する人達と同じことを日本も当然してたんだろうなと思います。

 

ちなみに私は幕末は大好きですが、明治維新以降の近代日本はあんまり好きじゃなくてよく授業中最低限の勉強以外は放棄してました。

 

というのも、これは感覚的な問題なんですが明治以降の日本っていうのは大きく変わりすぎて日本らしさみたいなのが一気に薄れたのと、凄く嫌いな人種化していったから。

 

学生時代は漠然としてて、明治以降に色を付けるなら灰色とか黄土色とか。なんかそういうイメージなんですよね。明治以降の日本ってとても汚いイメージで凄く学びたくなかった。多分日本の嫌なところを目の当たりにするから?と気付いたのは最近。

 

明治以降の日本って結構調子こいてるなって思いましたもの。思想や戦争教育が気持ち悪いとさえ感じました。明治以降の日本って楽しくないんですよ。歴史として面白みが微塵もなかったんです。正義とかそういうのじゃなくて、なんていうか洗脳された日本人って感じがして自我が消失してる感じで。

戦争も楽しんでるように感じてしまった。

 

その国の正義とかあるって書いててさっき言ったことと矛盾しとるやないかーいと思うかもしれんけど、理由はあったと思うのですが理由が浅い感覚があるから嫌いなのかもしれない。。

 

幕末の人達っていうのは未来の日本の心配をして、それこそ未来のために外国人を受け入れるべきか対立するかでもめて、それぞれの思想の中にも信念みたいのを感じたのですが。

 

多分人間の気質なのかな。一度成功して調子こいてしまうとなかなか抜けないというか、痛い目を見ないと省みることができないというか。。

 

だからこそ歴史として、日本は負けて良かったと安堵したことあります。

もし勝ち続けていたら日本はどうなっていたんだろう?と。

凄く恥ずかしい人ばかりだったのではないか?とか。

 

勿論イコール原爆投下が良かったとは思ってないですよ。

広島も長崎も資料館行ったりしましたが、つらすぎて途中で気持ち悪くなったりしました。

原爆だけじゃなくてひめゆりの塔とかでもそうでした。

当時のイメージみたいなのが流れ込んできて、辛すぎてあかんかった。

 

何より戦争をしたくない人達を巻き込む戦いって本当に嫌で。

 

まだそういう戦争がなぜ起こるかとか、考えたことなかった小さい頃は本当になんで無駄に人を殺し合うのかわからなかった。

 

なんだっけな。

地雷の代わりに花を植えましょうみたいな絵本を小さい時読んだことあって。

人が争わない平和な世界がいいなって小さいながら思ったんですよ。

それは今も思います。

 

でも色々知るようになって医療や技術は戦争によって大幅に進歩した事実は否定したくないし、他国と拮抗するための戦力は必要と思います。

 

だからこそ戦争って複雑。

私は絶対巻き込まれたくないし、家族も大切な人と巻き込まれたくないです。

でも全てを否定できない。

 

とまあ、こんな感じで私も色々戦争とか自分なりに考えることはたまにあって、だからこそ客観的に考えることは大切なのかなと。動画を見て思ったんです。

ちなみにアメリカでは戦争を早く終わらせるために投下した、真珠湾攻撃したことは悪いっていう風に教わるようです。

それに対してどうとかはないです。

そういう風に学ぶんだな、と。

ちなみに日本だって都合良く学ばせてることなんか沢山あるでしょうし。闇に消えてる黒い事実もあるでしょう。それが戦争、それが国なら仕方ないのかなって思います。

 

だからこそ近代日本史を学ぶのは好きじゃなかったのですがw

黒いんですもん。端々から日本を正当化しようとする教育が見えて気持ち悪かったw

 

幕末の時に知った言葉。

勝てば官軍、負ければ賊軍。

歴史は基本的に官軍によって作られてるから私がまだまともと思ってる幕末までの歴史もきっと間違った解釈沢山あるんだろうな…。

 

まーとりあえず。

私は歴史好きではなく幕末好きでいいやって思いますw

 

ちなみに好きな人物は斎藤一土方歳三原田左之助坂本龍馬、ジョン万次郎。

イケメンと思うのは桂小五郎土方歳三

死に方、武士過ぎてイケメンなのは斎藤一土方歳三新選組隊士はモノノフぅ!って感じで、ハァ武士かっけぇってなる。ちなみに永倉新八の死因の大元が虫歯だったときの悲しみよ…。虫歯こぇぇな。

 

もっと有名になってほしいのはジョン万次郎。この人めちゃくちゃ凄い人なのにチラッとしか学ばないの本当に解せぬ。幕末調べてもちらっと出てくる程度であんまり出てこないの解せぬ。個人的に坂本龍馬を上回る凄い人にジョン万次郎入る。

 

長州藩士は勉強不足でまだちゃんと知らない。高杉晋作とかめちゃ人気だからそのうちちゃんと調べたいな。

どうしても好きな人物が幕府よりなのは新選組から入ったので仕方ないw

割と好きなのは徳川慶喜。ちゃんと知るまではすげー嫌な奴だったんだけどこの人キレ者だと思った。

 

福沢諭吉とかもしかしたら松本良順(新選組の医者もしてた蘭学者)と知り合いだったかもしれないとか考えると凄いなんか夢広がりません?適塾関係で(ちなみに適塾行くと刀傷とか残ってて胸熱)。

緒方洪庵先生は有名だけど松本良順先生ももっと世間的に有名になってほしいんだよなー!

幕末期の医療は蘭学と漢?(東洋医学)学が対立してたのだけどそこもまた医療視点で見てて面白いところ。

昔幕末巡りしてたのだけど、刀傷とか砲弾の後とか当時の面影を残す何かを見ると「ああ…ここに幕末の志士がいたのか…」ってなって感慨深くなる。

適塾とかめちゃくちゃ濃い。当時の幕末の人達に想いを馳せるよね、そういうところ行くと。

 

さて妄想?がひどくなってきたのでそろそろやめます。

しかしやっぱり幕末は胸熱。可能性が無限大。

もしタイムマシンがあるなら幕末行って普段の生活をチラ見したい(戦争は辛いので見なくていいや)。ドラえもん石ころぼうし必須だけど(死ぬのは嫌)。